Graduate


Interview


在学中に養った発信力、相手の意見を聴く力、そしてプレゼン力は、今後も磨き続けたい大切なスキルです。

松本 咲さん

在学中について

多元文化論系ではどのようなことを学んでいましたか?

2017年4月に新設された国際日本文化論プログラム(JCulP)の学生として入学しました。全授業英語で開講されるJCulPでは、毎授業のように、様々なバックグラウンドを持つ日本学生と海外学生とでディスカッションが行われ、日本文化をグローバルな視点から学ぶことができました。『平家物語』や歌舞伎といった古典から、ジブリ作品などの現代文化まで、これまで日本語で触れてきたものを英語で学習することは決して簡単ではありませんでしたが、周囲の学生や教授が身近な存在としてサポートしてくださったおかげで、楽しく4年間を過ごすことができました。

卒業時、JCulP1期生から教授陣に感謝の気持ちを込めて、手作り暖簾と自作卒業アルバム、お花のプレゼントをしました
JCulPとして出店した早稲田祭の打ち上げでの一枚

就職活動について

就職活動はいつ頃から、どのような方法で進めましたか?

大学3年生の春頃から本格的に就職活動を意識し始めました。大学3年生の冬からはOB・OG訪問を通じて、実際に働く方々の生の声を伺い、仕事への具体的なイメージを膨らませていきました。コロナの影響で多くの就活イベントが中止となる中でも、Web説明会を積極的に活用し情報収集を続け、ES添削では大学のキャリアセンターを複数回利用するなど、限られた状況下でも自分なりに工夫して活動を進めました。

ゼミで美術館へ訪問した際の一枚

インターンには参加しましたか?

はい。航空業界、金融、商社、メーカー(日系・外資)、不動産、ブライダル、旅行業界といった企業のインターンに参加しました。様々な業界のインターンに参加することで、業界特有の雰囲気や、自分の関心を仕事としてどこまで追求できるかを考える良い機会となりました。

また、区の施設で行われた若者支援の長期インターンに9ヶ月間参加した経験は、多様な人々との交流を通じて、就職活動の軸を確立する上で大きな影響を与え、自身の強みとして他者との差別化を図る重要なポイントになりました。

選考プロセスはどんな内容でしたか?

【新卒:損害保険ジャパン】
書類選考(ESとテストセンター)、模擬面接、人事面談、最終面接の流れでした。無理に難しい言葉で伝えようとせず、学生らしさも大切に面接に挑んでいました。また、一通りの大手就活サイトで過去の質問内容などを検索し、壁に向かって何度も練習することで、準備不足による後悔を少しでも減らそうと心がけていました。

【既卒:全日本空輸】
書類選考(ES、エントリー動画、職務経歴書)、一次面接、適正検査(webテスト)、最終面接の流れでした。新卒時代はコロナによる採用中断でしたが、実は第二新卒枠として社会人2年目の時に応募し、残念ながら当時はご縁が結ばれなかった経験があります。3度目として挑んだキャリア採用選考は自分の中で最後だと決め、特に新卒・第二新卒の時から成長した姿を伝えることを意識しました。2度目の時には自分を表現できずに大きな後悔が残りましたが、今回は「これで無理だったら仕方ない!」とスッキリした気持ちで面接会場を後にすることができました。

現在の仕事について

現在の仕事内容を教えてください。

現在は航空業界の現場オペレーションを学ぶため、ANAエアポートサービスへ出向し、グランドスタッフとして羽田空港で国際線の旅客サービス業務に携わっております。お客さまが空港到着後から出発まで、到着後から空港を離れるまでの全てが業務範囲となります。具体的には搭乗手続きカウンターでのチェックイン業務や手荷物受託、搭乗口での改札業務、到着エリアでのご案内等を行なっております。

今後の航空会社社員として大切な基盤となる現場経験期間で現場のリアルを肌で感じ、生の声に触れられることに大きなやりがいを感じています。将来的には、組織にとって財産である社員が今以上に前向きに業務に取り組め、会社にとって主軸であるオペレーション部門がより円滑に業務遂行できるシステムづくりに貢献したいと考えております。

その企業(職業)を選んだ理由を教えてください。

【新卒:損害保険ジャパン】
選考を振り返り、どの段階の面接においても楽しく時間を過ごすことができたことが印象的で入社を決めました。私自身に関する質問が多く、数多くの就活生のうちの1人としてではなく、一人の人間として向き合ってくださっていると感じ、そのように人を大切にする会社で働きたいと思い決断しました。

【既卒:全日本空輸】
いつかは必ず携わりたいと夢見ていた航空事業ですが、航空会社に入社するとなると、どの部署に異動しても何かしらは事業に貢献できるという観点で今後のキャリア構築において常に喜びを感じ続けられると考えたからです。また、常に新しいことに挑戦し続け、「わくわく」の実現を目指す会社風土から、ぜひその一員になりたいと強く感じ転職を決めました。

在学中の学びで、現在の仕事に活きていると感じることはありますか?

在学中に養えた、自分の考えを持ち発信する力、相手の背景を理解した上で相手の考えや意見を聴く力、プレゼンテーション力は今でも自分の中で生き続けており、今後も磨き続けたいスキルです。

実際に、円滑なオペレーションを目的に改善提案を会社内で実施する際、たった一つの変更であっても、内容によっては何千人への周知が必要となるため責任重大です。そのため、説得力のある提案資料作成、現場社員の巻き込み、多角的視点からの課題抽出が必要であり、その際に在学中に得た力が特に活かされると感じます。

私の就活お役立ちアイテム

就職活動用のノートを1冊用意しました。説明会やOBOG訪問の際にメモをとり、ノートの端に見出しを各企業ごとに作成し、ES作成時や面接前には必ず目を通すようにしていました。

多元文化論系で学ぶ後輩へのメッセージ

私は新卒で入社した会社を3年半で退職し、全く異なる業界に転職しました。まだ、転職したばかりではありますが、新卒で損保ジャパンに入社したことも、既卒でANAに入社したことも後悔しておりません。前職での経験や思い出はまさに宝物となっており、3年半があったからこそ今の会社で前向きに今後のキャリアを考え行動できていると強く感じております。それは学生時代も同じです。今経験している全てがきっと将来の自分のためになると信じ、どんな選択であれ自分のための人生をぜひ歩んでほしいです。

私自身、これまでお世話になった方々、特に大学時代の教授陣、前職で社会人としての基礎を教えていただいた先輩方、そして家族や友人に少しでも恩返しできるよう、引き続き楽しみながら自分の道を切り拓いていこうと思います!

卒業生インタビュー

「学生時代にしておけばよかったことは?」
「就活のときに大事にしたことは?」
社会人として活躍する卒業生たちが、自身の経験や学び、後輩へのメッセージを語ってくれました。

田中 玲央磨さん

【学校法人智香寺学園 正智深谷高等学校】
人との出会いを大事にしてください。もしかしたら多元文化論系での出会いが一生涯のものとなるかもしれません。

中島 涼吾さん

【日本郵船株式会社】
多元文化論系は今すぐ使える(が直ぐに陳腐化するリスクがある)知識やスキルを身に付ける場所ではなく、1人の人間としての基礎能力を身に付ける、いわばリベラルアーツを学ぶための場所

西川 真理子さん

【埼玉県立歴史と民俗の博物館】
学生生活で学んだ「ひとつひとつに誠実に向き合う」という姿勢は就職活動や就職後において非常に役に立ったと思っています。

松本 咲さん

【全日本空輸株式会社】
在学中に培った発信力、背景を踏まえて相手の意見を聴く力、そしてプレゼン力は今も息づき、今後も磨き続けたい大切なスキルです。